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ペットトラブル豆知識/示談書の記載例・書式

飼い犬(ブルドッグ)を散歩中に他の飼い犬に襲われた場合の例

示談書

 ○○○○(以下「甲」という)と△△△△(以下「乙」という)は、下記の日時場所において、乙が飼育している飼い犬(ブルドッグ)が、右足中部に噛み付き負わせた事故(以下、本件事故という)について、下記の通り示談する。

第一条 乙は、甲に対して、本件事故による乙が飼い犬と散歩中に、誤って離した際の過失により、発生したことを認め、本件事故の示談金として、金○○○○円を平成○○年○○月○○日限り、甲名義の銀行口座(○○銀行○○支店 普通預金 口座番号○○○○○○)に送金して支払う。

第2条 本件事故について、この示談により甲乙間ですべて円満に解決したものとし、甲及び乙は、本件に関しては本書面に定めるものの他一切の債権債務の存在しないことを相互に確認し、甲はその余の請求を放棄する。

第三条 甲は乙に対して、本件に関して、今後一切の民事上及び刑事上の責任を問わない。

平成○年○月○日 ○時○分

住所 ○県○市○町○丁目○番○号
(甲) ○某

住所 ○県○市○町○丁目○番○号
(乙) ○某


※署名押印をし、2通作成。割り印をした上で当事者双方で保管する。
※免責条項を必ず入れる。
※賠償額や支払済みの金額がある場合、支払期日や支払方法など細かく。

個人賠償責任保険〜最新ペットトラブル豆知識〜

例えば「散歩中のペットにかまれ重傷」のようなケースもあると思います。
状況によっては飼い主が実刑になることもあるようです。
ペットが他人を噛んでしまってケガを負わせたケース・・・。
責任をとるのは飼い主です。
責任に備えるためにも、個人賠償責任保険金はとても重要な補償です。

・ペットが他人をかみ重傷を負わせた。
・ペットが他人のペットをかみ重傷を負わせた。
・ペットが他人の家の柵(さく)をかじって壊した。
・ペットが他人の家の畑を荒らしてしまった。


個人賠償責任保険


一般的に日常生活賠償責任保険という名称で呼ばれ、この保険の目的は日常生活で家族以外の第三者である他人にケガを負わせたり、他人の物を壊してしまった、法律上の賠償責任を負ってしまった時に、損害賠償金や訴訟になった場合の弁護士の費用等、訴訟費用等を含め保険金が支払われる保険です。

*飼い犬が家族以外の人に噛みついてけがを負わせてしまった。
友達が遊びにきた時など、飼い犬が噛みついてケガをさせてしまった。

つまり民法718条による賠償責任(法律上の責任)です。

<参考>
(動物の占有者等の責任)
第718条
動物の占有者は、その動物が他人に加えた損害を賠償する責任を負う。ただし、動物の種類及び性質に従い相当の注意をもってその管理をしたときは、この限りでない。
占有者に代わって動物を管理する者も、前項の責任を負う。

・トラブルが起きたとき、速やかに保険代理店に連絡し、相談するべきです。
また、示談書などは保険会社に雛型があります。

示談書の雛形です。
保険に入られていない方は、参考までにどうぞ。