| コラム2 | |
| ペットトラブルを防ぐにはご近所付き合いから |
| 決してほめられたことではありませんが、私たち夫婦は、10年近くの長きに亘って賃貸アパートに住み猫を飼育してきました。 狭いアパートでもありましたので、常識を超える多頭数でもあったため、室内での飼育も困難で、出入りが自由な環境にせざるを得ませんでした。 また自宅には、飼育していない野良も餌を貰いに来ている有様でした。 しかしながら、そんな中大きなトラブルはほとんどありませんでした。 大家さんとの関係についても、比較的良好な状態で過ごしてこれたと思います。 多いときは20頭近い猫を飼育しながら、何故、ほとんどトラブルらしいトラブルを経験しなかったのでしょう。 それも最もトラブルの発生しがちな賃貸の集合住宅で!! (なお、この記事はペット不可住宅での飼育を推奨するものではありません。) 今、自分自身を振り返って考えると、ご近所との関係が良好であったこと・・・これにつきると思っています。 当時の私たちは、近所の子供たちととても仲良しでした。 土日の休日には、多いときには10人以上の子供たちが遊びに来る有様で、まるで俄か託児所のような有様でした。 私たち夫婦は、恐らくは「猫好き」という以上に、むしろ「子供好き」と認識もされていたものと思います。 このため、ご近所との関係はきわめて良好でした。 別に打算があってしていたことではなかったのですが、自分のところの子供の面倒を見てくれる、遊んでくれる、そんな私たち夫婦を悪く言えるはずも無いっていうことなんですね。 余談ですが・・・。 この子供たちは、今ではもう大きくなっています。 中には沖縄のような遠いところに引っ越してしまった子もいますが、未だに手紙も来ますし、沖縄からはるばる遊びに来たりもしています。 当時は、野良を見つけてはつれてきたりもするので、結構大変な思いもしましたが、いっしょに里親さんを探したり、迷子になった猫を探したりということもしました。 特に迷子探しについては、子供たちの独自のネットワークを駆使して探し出したりと、とても頼りになる存在でもありましたね。 子供と侮る無かれ・・・なんです。 また、付近の掃除ですが、これも徹底してやりました。 餌やりをされている方、多いと思います。 そんな中掃除は当たり前のことではありますよね。 でも、いつそれをされているでしょう。 餌やりといっしょで、深夜にこっそりなんていう方も多いのではないでしょうか。 しかし私はこれではいけないと思っています。 人目につく時間にこそ、堂々と掃除をすべきです。 そんな中、近所の人に出会ったら「にっこり挨拶」・・・このようにすべきなんですね。 餌やり行為は、一般にはあまり喜ばれないものです。 これはペットを飼育しているような人であっても同様です。 だからこそ、特に掃除は他人へのアピールも考えてすることです。 例え、餌やりは深夜にこっそりやっていてもです。 見てる人は見てるから・・・そう思うのであれば、みんなに見せてあげればいいんですね。 また、苦情には誠意を持って対応しましょう。 うちの猫じゃないのに・・・と思うことは非常に多いものです。 特に現在は、我が家は完全室内飼育の多頭飼育環境ですが、それでもあらぬ疑いを掛けられます。 神経質なくらい、外に出ないように細心の注意を払っているのに・・・。 とは思いながらも、猫よけ対策に関してのアドバイスは常にさせていただいています。 もう・・・諦めの境地ではあります。。。が。 私は不動産の業界におります。 仕事柄、集合住宅における沢山のトラブルを耳にします。 そんな中で最も多いのは「騒音」です。 ペットトラブルの何倍もあるんではないでしょうか。 この「騒音」というものは、上下左右に他人が住んでいる集合住宅のような環境では防ぎようがありません。 集合住宅では必ず発生してくる、言わば宿命と言える問題です。 従いまして、いわゆる生活騒音と言えるものは受任すべきものとされています。 しかしながら、この「受任」できるレベルというものが、人それぞれに異なる主観的な点であるため、一定の線引きが出来る筈も無く、とても判断が難しいものとなってきます。 しかしながら、上下階どうしが「お友達」の場合、このトラブルは不思議と発生はしません。 特に小さな子供がいるような場合は、かなりうるさいはずなのですが、別に気にもならないようです。 このような点はペットでも同様かと思います。 要は、やはりご近所の関係が良好であれば、起きうるトラブルも未然に防ぐことが出来るのです。 思えば、私が子供の頃は、都会であっても近所づきあいは濃厚でした。 今のように、他人のことなど一切興味も無い・・・などと言うことは無かったのです。 そんな中、街中に猫がいる姿は極めて自然で、当たり前の風景であったものです。 だれも猫などには目くじらも立てなかったものなんですね。 しかしながら、いつしか都会からは猫が消えてきています。 人間関係が希薄な個人主義の蔓延、そんなところにも原因があるのかもしれませんね。 このようにご近所との関係が良好・・・そんな状況下では大家さんも決して悪い印象は持ちません。大家さんや不動産業者が最も嫌うのは、近所を巻き込んで騒動が大きくなることだからです。結果、本当は言いたくも無い苦言を言うことにもつながってくるんですね。 何より大きな事・・・それは人間関係に尽きると思います。 なお、賃貸住宅のことを主体に書いていますが、賃貸でなくても近隣重視を心掛けるということは、非常に重要かと思います。 この事は、いわゆる地域猫活動でも言えることかと思います。 |
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